ローンの基礎知識

教育ローン

国の教育ローン

日本政策金融公庫が行う教育一般貸付を、国の教育ローンといいます。

融資限度額は、学生1人につき350万円(ヶ月以上の海外留学資金・自宅外通学・大学院等は450万円)です。

返済期間は、最長18年です。

奨学金

奨学金として代表的なものは、日本学生支援機構貸与型の奨学金です。

以下の二種があります。

  • 第一種奨学金:特に優れた学生で家計の所得が一定以下の者に、無利息で貸与
  • 第二種奨学金:優れた学生で家計の所得が一定以下の者に、利息付で貸与

また、この奨学金は国の教育ローンと併用することが可能です。

住宅ローン

金利

住宅ローン金利は、固定型・変動型・固定金利期間選択型に分けることができます。

変動型を選択した場合、金利は年2回、毎回返済額は5年に1回見直しが入ります。

返済方法

住宅ローンの返済方法は、金利の支払方法によって2種類に分けられます。

  • 元利均等返済:毎月の返済額が一定となる方法で、利息の総支払額は多くなります。
  • 元金均等返済:毎月の返済元金額が一定となる方法で、利息の総支払額は少なくなります。

返済額を減らす方法として、以下2パターンが挙げられます。

  • 繰り上げ返済:毎月の返済額は従来通りにして、期間を短縮することにより利息を減らす方法
  • 借換え:高金利の住宅ローンを低金利のものに変えて利息を減らす方法

ローンの形態

フラット35

フラット35とは、住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して融資を行う住宅ローン商品です。

主な特徴は以下の通りです。

  • 資金使途:本人または親族が住むための住宅購入・建設資金。借換えの利用も可能。
  • 対象住宅:戸建ては70㎡以上、マンション等は30㎡以上、店舗併用住宅の場合は、住宅部分の床面積が1/2以上
  • 融資金額:100万円以上8,000万円以下、建設・購入価額の100%まで。
  • 融資金利:全期間固定金利で、融資実行時点の金利が適用される。金利は金融機関により異なる。
  • 保証料・保証人:不要
  • 繰上返済:100万円(住・My・Note利用の場合は10万円)から可能で手数料は不要

ペアローン

同居している親族で、それぞれが債務を負って住宅ローンを組むことです。

ペアローンには2種類あります。

  • 連帯債務型:1人が主債務者、1人が連帯債務者として借入を行う方法
  • 連帯保証型:1人が主債務者、1人が連帯保証人となって借入を行う方法

団体信用生命保険は、1人が加入でき、住宅ローン控除は2人が受けることができます。

団体信用生命保険

住宅ローンの債務者が、返済途中で死亡・高度障害状態になった場合、その人に代わって債務を弁済するための保険です。

保険金額は住宅ローン残高となります。民間金融機関では、強制加入のところが多いです。

クレジットカード

利用者を信用を元に、利用者とクレジットカード会社との間で契約が結ばれ、後払いで支払ができるサービスです。

計画的な利用を促すために、キャッシングサービス(無担保借入)は貸金業法上の総量規制の対象となっています。

具体的には、利用枠が全ての無担保借入残高と合算して、年収額の1/3以下までとされています。

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